IPアドレスのイメージ

IPアドレスの調べ方

WindowsのコマンドプロンプトとMacのターミナル

WindowsはコマンドプロンプトまたはPowerShell、Macはターミナルなどのアプリケーションを使用します。ともにデフォルトで入っているソフトウェアです。調べ方のコマンドは記載していますのでそれぞれの入力方法をご覧ください。

IPアドレスは「ローカルIPアドレス」と「グローバルIPアドレス」の2種類に分かれます。ローカルIPアドレスはパソコンやスマートフォンに通信をする端末に対して個別に割り当てられます。グローバルIPアドレスは公開しているWebサイトや社内ネットワークからインターネットに出ていく際のIP変換ルータに割り当てられているもので、インターネット接続を行う際に利用されるものです。詳しくはグローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの違いを御覧ください。共に共通して調べられる方法はコマンドを利用することです。CUI(Character-based User Interface )と呼ばれる、文字だけの画面でプログラマやエンジニアが利用する黒いウィンドウを見たことはありませんか?主に技術者が利用するものですが私たちでもパソコンを利用していれば簡単なコマンドで調べられるのでWindows10を例に説明します。

コマンドを使った調べ方

IPアドレスにはインターネット上に公開されている「グローバルIPアドレス」とローカルネットワーク内で利用されている「ローカルIPアドレス」の2種類が存在します。WindowsとMacでコマンドが異なるので方法は以下の表をご覧ください。

グローバルIPアドレス ローカルIPアドレス
Windows nslookup ドメイン名 ipconfig
Mac nslookup ドメイン名 ifconfig

IPアドレス確認ツール

ツールの場合はGoolgeが提供している「G Suite Toolbox Dig」でグローバルIPアドレスが確認できます。自身が利用しているパソコンのローカルIPアドレスを調べる際は、以下の表で記載されているWebサービスが有名なものですのでご参考下さい。

グローバルIPアドレス ローカルIPアドレス
Webサービス G Suite Toolbox Dig 確認くん(運営:ugtop)
ルフトツールズ(運営:株式会社luft)

接続しているサーバのIPアドレスを知りたい場合(グローバルIPアドレス)

インターネット接続をしているIPアドレスはグローバルIPアドレス(パブリックIPアドレス)になります。パソコンからインターネットに接続をした際はIP変換ルータによってグローバルIPアドレスに変換されていますので、これを確認することになります。
また、接続先の他社の公開サーバのグローバルIPアドレスを確認する場合はコマンドプロンプトやターミナルで「nslookup ドメイン名」と入れるとIPアドレスが確認できます。WebサービスではGoogleが提供している「G Suite Toolbox Dig」にドメイン名を入れるとIPアドレスが表示します。

利用しているパソコンのIPアドレスを知りたい場合(ローカルIPアドレス)

パソコンに割り振られているIPアドレスはローカルIPアドレス(プライベートIPアドレス)です。このIPアドレスの設定は固定と自動取得に分けられます。企業内部のネットワークを例に説明をしますと、固定の場合は手入力で情報システム部門が管理をしているローカルネットワークのIPアドレスになります。一方で自動取得の場合はDHCPを利用しローカルネットワーク内で使用していないIPアドレスを自動的に割り当てて設定してくれるものです。
Windows10でWi-Fiを利用している場合は設定のネットワークとインターネットからWi-Fiを選択し接続済みのWi-Fiを選択し下の方にあるプロパティの情報に現在使用しているIPアドレスが表示されます。MacOSの場合はシステム環境設定のネットワークから見ることができるTCP/IPの項目から使用しているIPアドレスが分かります。
WindowsのコマンドプロンプトやPowerShellは「ipconfig」、Macのターミナルは「ifconfig」と入力することでIPアドレスが表示されます。Macはinetと書かれた行の最大3桁数字が4つ並んでいますので、それがあなたのパソコンのローカルIPアドレスです。

グローバルIPアドレスとドメインの関連性

レジストリの階層構造

IPアドレスとドメインの対応表を管理しているのはレジストリです。レジストラはユーザが希望しているドメインが空いているかをレジストリに確認をしユーザに提供しています。ユーザがレジストラを選択する例はレンタルサーバを契約した際にホームページ開設のためのドメイン申請をするときにサービスで利用します。

グローバルIPアドレスはインターネット上でホストに割り当てられている番号で識別しています。しかし、人間の場合は名前で識別できると便利です。そこで、IPアドレスの対応を一つの表にまとめておき、相手を指定するときは表で名前に対応するIPアドレスを調べることをすれば人間がIPアドレスを覚える必要がなくなります。もし、新しいホストが接続したり、接続しているホストIPアドレスが変わった場合にも表を更新すれば、名前とIPアドレスが連動したままとなり違うホストになっても人間は以前覚えていた同じ名前でアクセスが出来、同じホームページを見ることが出来ます。
グローバルIPアドレスはインターネット全体で共有されているため、どのホストがどのIPアドレスを使っているかという情報を、インターネット全体で統一的に管理する必要があります。そのため、IPアドレスと名前を管理している表は互いに重複しないように1つの組織が一元管理してきました。これをレジストリと呼び、現在国内で管理している団体すなわちJPドメインを管理している団体は「株式会社日本レジストリサービス(JPRS)」で2002年4月にJPドメイン名の登録と管理業務を移管され今も行っています。

DNSとレジストリの関連性

DNSとは、「Domain Name System」(ドメイン・ネーム・システム)の略称で、ドメイン名の導入を前提として開発されたシステムです。DNSはドメイン名とIPアドレスの対応を管理し、利用者からの要求に応じてドメイン名に対応するIPアドレスを探し出します。これを「名前解決」といいます。
ドメインとIPアドレスの重複しないようにする一元管理のレジストリは分散して管理をする必要があります。主に分けられる目安はドメインの1階層目に当たる「.jp」「.com」「.net」などの部分でTLD(Top Level Domain)と呼び、IPアドレスやドメインのインターネット資源を全世界的に管理しているのは「ICANN」という組織です。国内はJPドメインで国内のWebサービスなどは「.jp」で国内企業サイトは「co.jp」が該当し管理をしている企業は「JPRS」です。
このようにDNSはレジストリによってIPアドレスと名前を一元管理されインターネットでドメインを入力するとホームページが見れる仕組みを確立しています。

ドメインネームの説明

IPアドレスの変更や設定方法

IPアドレスの設定方法

MacOSでWi-Fi接続をしている例で、IPv4、IPv6ともに自動取得をし割り当てています。DHCPサーバとは、インターネットなどのIPネットワークに一時的に接続する機器に、IPアドレスなど必要な情報を自動的に発行するものです。

IPアドレスの設定方法は自動取得と手動で設定する2つの方法に分かれます。自動取得はパソコンやスマートフォンをインターネット接続するために、私たちが常日頃あまり意識をせずとも自動的に設定しインターネットに接続をし利用している方法です。一方で手動設定は会社の社内ネットワークや特定のサーバへアクセスをするなど、限られた人だけが接続できるようにするためセキュリティ対策をするために行われる方法です。

IPアドレスを設定する目的

パソコンにIPアドレスが付与されている理由は、同一ネットワーク内で各パソコンにそれぞれ違う個別のアドレスが必要だからです。IPアドレスが被ってしまうと、どのパソコンが接続しているかルータ認識しなく通信ができなくなるためです。従ってIPアドレスを自動取得する場合はルータが同一ネットワーク内で使用していないIPアドレスを自動で振りわける機能があります。詳しくは以下をご覧ください。

IPアドレスの自動取得

DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)の利用

コンピュータがネットワークに接続すると必要なネットワーク設定情報を自動的に配布する仕組みがあります。この仕組みをDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)と言います。
パソコンにはDHCPクライアント機能が搭載され、ネットワーク上のDHCPサーバにはIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバのIPアドレスなどがあり、コンピュータをネットワークに接続するのに必要な情報は、ほぼカバーされています。なお、小規模オフィスや家庭のネットワークは、DHCPサーバを用意しなくともルータにデフォルトで搭載されているため、DHCPサーバは不要でネットワークに接続できる環境が容易に揃います。

169.254.0.0~169.254.255.255のIPアドレスについて

「169.254.0.0~169.254.255.255」のIPアドレスは、リンクローカルアドレスと呼ばれます。特殊なIPアドレスの一種で、自ら接続しているネットワーク領域のみ通信が可能なアドレスのことです。ローカルIPアドレスの自動振り分けはDHCPサーバでIPアドレスの管理や割当を行いますが、リンクローカルアドレスの振り分け方法は異なります。ローカルネットワーク内で他のホストで利用されていないIPアドレスを自動的に振り分けて、利用されていなければそのIPアドレスを利用する方法がリンクローカルアドレスです。主な利用用途は、DHCPサーバが存在しない小規模なネットワークの場合にAPIA(Automatic Private IP Addressing:IPアドレス自己割り当て)と呼ばれる方法で、ネットワーク内のコンピュータに割当を行う方法で利用されます。

企業の場合は情報システム部門などのネットワーク管理者がIPアドレスを管理している

固定IPアドレスの払い出し

固定IPとは、ルータで指定パソコンのIPアドレスを固定し、その指定したIPアドレスをパソコンに払い出すものです。よくある利用例はローカルエリアネットワークのケーブル(イーサーネット接続)でオフィス内でデスクトップパソコンやノートパソコンでケーブルに接続をしネットワークに接続します。
企業のローカルエリアネットワークは、社内のファイルサーバや開発環境やテスト環境をIPアドレスでアクセス制限をし外部からのアクセスを遮断することによって社内環境のセキュリティ対策を行い標的型攻撃や情報漏えいなどの事故を防止します。

システム監視との関連性

アイティーエムの主軸サービスであるMSP事業のシステム運用監視サービス(MSL)は、サーバやネットワーク機器の監視やシステム全体の運用・監視など、24時間365日体制で統合的にお客さまのシステム環境をサポートするサービスです。システム運用をする上でシステム監視は欠かせないものであり、監視をするときのポイントとなるのは要件定義による監視項目の設定です。当社ではサーバやネットワーク機器、WebアプリケーションなどのWebサービスなどが正常に稼働しているかなどを様々な観点で監視を行います。

監視項目との関連性

当社の監視項目は類似した項目をグルーピングし分類しています。監視項目には対象となる機器やサーバに対して通信を行うため、IPアドレスを利用し設定することも行います。それに伴い対象となるサーバや機器が正常に動作しているか確認をする「死活監視」や、インターネット経由で対象となるWebサイトやWebアプリケーションを監視し正常に動作しているか確認をする「Global外形監視」などリモート(遠隔)で監視を行うために、IPアドレスを用いて対象となるサーバや機器に対して通信を確立させます。その他の監視項目に沿った監視グループの詳細は次のページをご覧ください。

対象サービス

システム運用監視サービス

Management Service Library(MSL)

当社の中核サービスであるMSP事業のシステム運用監視サービス(MSL)は、サーバやネットワーク機器の監視やシステム全体の運用・監視など、24時間365日体制で統合的にお客さまのシステム環境をサポートするサービスです。ハイブリッド環境でシステムを運用されているお客さまや、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platformなど、お客さまご利用のシステム環境に合わせて、監視サービスのみのご提供から運用サポートを含めたフルマネージドサービスまで、お客さまのご要望に応じて、ご選択いただけます。

利用例(お客様の課題)

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