プレスリリース 2016年5月24日

エヌシーアイがITOAによる運用監視サービスの提供を開始
24時間監視・分析し、障害の予兆検知と根本原因の特定、将来のキャパシティ予測により
ITパフォーマンスの最大化を実現

日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡村 昌一)のグループ会社であるエヌシーアイ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:橋本 晃秀、以下、エヌシーアイ)は、ITシステムにおけるパフォーマンス、キャパシティ、セキュリティを最適に管理するITOA(※1)運用監視サービスの提供を開始することを発表します。

エヌシーアイは、1999年よりシステムマネジメントサービスを提供しており、これまでに5,000ノード以上のシステム運用実績を保有しています。ITシステムの運用・監視に対しては、いまや日々大量に出力されるログやイベントから重要なアラートに気づき適切な対処を行うには既存の監視運用手法では限界を迎えています。それに加え、ITシステムやIT部門はビジネスニーズへの迅速な対応が求められており、システム全体のモニタリングからモニタリング結果の統合、データ分析に基づく運用支援(根本原因の分析、キャパシティ分析と予測、ビジネスや業務への影響分析)、開発と運用の連携強化(DevOps)、マルチクラウド対応、セキュリティ対応などニーズは多様化しています。また企業のIT部門はシステムの管理・運用にとどまらず、ビジネスに貢献する戦略的な役割が期待されています。

エヌシーアイでは、複雑化するITシステムの運用・監視ニーズに対応し、IT部門の戦略的なシステム運用に貢献するためには、ビジネスデータからアプリケーション、インフラまでをモニタリング(監視)する統合モニタリングと、モニタリング結果を分析し定量的なデータに基づく意思決定支援、さらに開発と運用の連携強化(DevOps(※2))を図るITOA運用監視サービスが必要だと考えました。米国など海外の市場ではすでに24時間365日無停止で大量のオンライン・トランザクション処理を行っている企業で導入がすすんでおり、日本でも今後、クレジットカード会社、決済代行事業者、FX事業者や証券会社などで導入が広がっていくと考えています。
このたび提供を開始するITOA運用監視サービスは、米国Sightline Systems社(※3)が開発したリアルタイム・モニタリング・インテリジェンス・ソリューションをベースにしています。

今回の発表にあたって各社からコメントをいただいています。

ワイジェイFXは、この度のエヌシーアイ様のITOAに基づく運用監視サービスの発表を歓迎します。
当社システムは、高い安定稼働と高いトランザクション処理能力が最も求めらるれシステムであり、これまでの運用監視では今後急速に成長する当社ビジネスの足かせになるリスクを感じておりました。本年より運用体制の強化に取り組んでおり、これまで以上に安心してご使用頂けるシステム環境の提供を目指しております。
この度提供されますサービスは、データの分析に基づく運用監視に加え、セキュリティーリスクの可視化とセキュリティーマネジメントの強化を同時実施でき、当社ITパフォーマンスの最大化に貢献出来るものと高く評価しております。

ワイジェイFX株式会社
代表取締役社長 伊藤 雅仁

日本ストラタステクノロジーは、この度のエヌシーアイ様の新しい運用監視サービスの提供開始を歓迎いたします。
ITOAによるリアルタイム、かつ24時間の監視・分析は、まさに弊社無停止ソリューションの機能をそのインフラ基盤として必要とする重要なサービスであり、Software Defined Availabilityを容易に実現するStratus everRunが、フォールトトレラントな環境を担保するソリューションとして本サービスのお役に立てることを確信しております。
今後もエヌシーアイ様とご一緒に、さらなるミッションクリティカルなサービスをご提供できるよう、邁進する所存でございます。

日本ストラタステクノロジー株式会社
代表取締役社長 三村 俊行

日本サイトラインシステムズは、エヌシーアイ様の新運用監視サービスの提供開始を歓迎いたします。 ITOAを基本とした24x365のリアルタイム・モニタリング(監視)は、現在のビジネス環境下において企業の競争優位を保つための安定したサービス提供において必要不可欠なサービスです。
弊社はITOAに必要なパフォーマンス・マネジメントとDevOpsに必要なソースコードレベルのパフォーマンスの可視化ソリューションを提供することにより、エヌシーアイ様のサービスをより堅牢な運用監視基盤となるよう尽力いたします。

日本サイトラインシステムズ株式会社
代表取締役社長 中川 優介

本サービスでは、具体的に以下の3つのサービスを提供します。

1.パフォーマンス・マネジメント・サービス

2.キャパシティ・マネジメント・サービス

3.セキュリティ・コンティニュアス・モニタリング・サービス(国内初):CMaaS

Capacity Planning

本サービスの導入メリットは以下です。

ITOA運用監視サービス ITIL® v3の適用性

ITOA運用監視サービス ITIL® v3の適用性

エヌシーアイ ITOA運用監視サービスの提供価格の一例

PoC(評価検証) 500,000円 
初期費用 3,000,000円〜
月額費用 1,000,000円〜

※台数やサービス提供範囲、内容により異なります。

エヌシーアイ株式会社 会社概要

商号
エヌシーアイ株式会社
設立
1997年1月9日
代表者
代表取締役社長 橋本 晃秀
所在地
東京都千代田区二番町3番地5
資本金
100,000千円(2015年3月末現在)
Webサイト
http://www.nisshoci.co.jp/
事業内容
日商エレクトロニクスグループにて、クラウド/データセンター、システムマネジメント、セキュリティサービス事業を担うサービス事業者です。システムマネジメントサービスにおいては1999年よりサービスを開始しており、現在までに5,000ノード以上のシステム運用実績を保有しております。2012年に石狩データセンターの開所とプライベートクラウド『ZETA Cloud』の立ち上げを行い、クラウド事業を開始。2014年からセキュリティサービス事業にも本格参入し、2015年7月よりクラウド型SOCによるセキュリティ監視運用サービスの提供を開始しました。現在までにエンタープライズのお客様を中心に各種サービスをご利用いただいております。

本件に関するお問い合わせ先

  • エヌシーアイ株式会社 事業開発室 マーケティング部 横澤
  • TEL:03-6272-3494
  • E-mail:pr@nisshoci.co.jp