株式会社ネットマークス(本社:東京都江東区、代表取締役社長:佐藤 宏、以下、ネットマークス)は、販売代理店として提供している高速ファイル転送ソフトウェア「aspera(アスペラ)」とクラウドサービスを組み合わせ、クラウド環境においてもセキュアに大容量ファイルを高速転送できるソリューションの提供を、12月より開始いたします。今回採用するクラウドサービスは、日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河村 八弘)のグループ会社であるエヌシーアイ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:橋本 晃秀、以下、エヌシーアイ)が提供するプライベートクラウドサービス「ZETA Cloud Private」で、本ソフトウェア向けにカスタマイズされたクラウドサービス「aspera向けパッケージon ZETA」となります。本ソリューションにより、サーバ構築や回線帯域の増強などを行うことなく、必要に応じてクラウド環境でもセキュアに、かつ高速に大容量データの転送が可能となります。
ネットマークスとエヌシーアイは、本ソリューションを主に映像・ゲーム制作などを行うエンターテイメント企業、設計図面を扱う製造業を中心に拡販してまいります。
昨今、コンテンツ製作会社や映像配信会社などにおいて、映像や音声データなどの大容量ファイルもネットワーク経由で受渡しされるケースが増えてきています。それに伴い、大容量ファイルを効率よくセキュアに転送する技術への需要が高まりを見せています。
ネットマークスは、インターネットを利用してセキュアに大容量ファイル転送を行うことが可能なアスペラ社(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Michelle Munson)の高速ファイル転送ソフトウェア「aspera」を、アジア地区の販売代理店として2006年から提供しております。回線帯域を有効に活用し、距離やネットワークの状態に依存せず、大容量データを安全に、かつ確実に転送できる本製品は、国内と海外拠点間において大容量データの授受を行うことの多い映像・ゲーム制作などを行うエンターテイメント企業や、設計図面を扱う製造業などを中心に、多くの販売実績を有しております。本製品を活用することにより、これまで物理メディアを利用した受渡しの際に懸念されていた、盗難や紛失のセキュリティ事故等のリスクを避けることが出来ます。
今回提供を開始する本ソリューションは、必要な設備等がすべてクラウド上に用意されるため、サーバや回線帯域の増強などを行わず、必要な時にすぐにご利用いただけます。また、社内ネットワークやインターネット回線の圧迫などを気にする必要がないことから、運用管理の負担軽減を実現します。
本ソリューションの販売価格は、「aspera向けパッケージ on ZETA」が月額30万円から、別途「aspera」のソフトウェアライセンス費用がかかります。なお、すでにご利用中の「aspera」ライセンスを、そのまま本クラウドサービスにてご利用いただくことも可能です。
クラウド上でのサービス提供形態のため、お客様にサーバや通信回線をご用意いただく必要がありません。また、クラウドの特性を生かした柔軟なリソースの増減が可能ですので、必要なときに必要な量だけご利用いただけます。
的確なパケットコントロールにより、指定時間や帯域上限に合わせてファイル転送を実行できます。
データを暗号化(AES128bit)して転送。転送先でも暗号化ファイルとして保管します。
ファイル転送が中断した場合でも、中断した箇所から再送するので無駄がありません。
URL:http://www.netmarks.co.jp/product/aspera/aspera.html
なおネットマークスとエヌシーアイは、11月20日に「aspera向けパッケージ on ZETA」の特長、活用事例などを交えたセミナーを開催いたします。
詳細は下記URLをご参照ください。
URL:http://www.nisshoci.co.jp/seminar/2013/131120.html