プレスリリース 2012年8月 7日

日商エレ、エンタープライズ向けに石狩データセンターサービス開始
大阪・横浜を加えた3拠点体制にて、BCP・DR対応のエンタープライズ向けプライベートクラウドサービスを本格展開

2012年11月6日(火)〜7日(水)にザ・プリンスタワー東京にて開催されるvForum2012に出展いたします。

日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瓦谷 晋一、以下、日商エレ)と、日商エレのグループ会社であり、クラウド&データセンターのフルマネージドサービスを提供するインフォリスクマネージ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:橋本 晃秀、9月1日よりエヌシーアイ株式会社に社名変更予定、以下、インフォリスクマネージ)は、北海道石狩市に日商エレ第三のデータセンターとなる「石狩データセンター」を9月上旬に開所します。大阪・横浜に加えて、新たに石狩データセンターを開所することで、3拠点体制でデータセンターサービスを提供します。

石狩データセンターは、日商エレと同じ双日グループに属するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕、以下、さくらインターネット)が保有する石狩データセンタービルを活用し、エンタープライズ、システムインテグレーターをはじめとする法人市場向けに、日商エレ独自に電機・空調・ラックなどの設備を設計しています。日商エレが強みを持つ法人市場に対応する設備投資を行うことで、幅広いお客さまのデータセンターサービスニーズにお応えし、大阪・横浜・石狩の3拠点データセンター合計で3年後に約15億円の売上規模を目指します。

石狩データセンター概要

石狩データセンターは、北海道の冷涼な気候を利用した外気空調、広大な敷地による拡張性、モジュール型サーバールームによりお客さまごとの要望に対応できる柔軟性など、世界最高水準のエネルギー効率と使い勝手を実現しています。従来の都市型データセンターとは一線を画し、事業継続計画(BCP)やディザスタリカバリ(DR)に対応した、クラウドサービスの拠点にふさわしい競争優位性を確立しています。

ロケーション 東京都心から3時間でアクセス可能。災害リスクの低いロケーション。国道および北海道道に面しており、災害時でも孤立せずにアクセス可能。
建物構造 地上2階建てS造(鉄骨構造)。耐震構造は2007年6月改変の耐震構造に準拠。
電源設備 特別高圧66KVを2系統受電。非常用発電機、UPS完備。
空調設備 外気空調/水冷インバータターボ冷凍機空調。天井吹出方式。
フロア・ラック設備 19インチ標準ラック(46U)。床荷重1000kg/平方メートル。フリーアクセスレス。天井高3.5m。
電源供給 100V、200Vをモジュール型UPS経由にて給電。1ラックあたり8KVAに標準対応。
防火・消火設備 超高感度煙センサー設置。N2ガス消火設備。
セキュリティ ビルマネジメントシステム、フラッパーゲート、非接触式ICカード、生体認証、ITVカメラなどを完備。

(※)UPS:Uninterruptible Power Supply(無停電電源装置)

データセンターサービス一覧

サービスカテゴリ サービス名称 サービス内容
ハウジング・コロケーションサービス 大阪データセンター 関西圏のIXが集中する大阪・堂島の都市型データセンター。ネットワークコネクティビティと安定電力が特長。関西圏のプライマリサイト/東日本のDRサイトに最適。
横浜データセンター 都心から1時間でアクセス可能な都市型データセンター。エンタープライズのプライマリサイトにふさわしい、免震構造をはじめとする最新のファシリティを完備。
石狩データセンター 通年外気冷房によるコスト削減、広大な敷地による拡張性確保、低い地震発生確率など、DRやクラウドサービス拠点に最適な郊外型データセンター。
システム運用監視サービス Management Service Library サーバー/ネットワーク機器に対するITIL準拠の24時間365日運用監視サービス。障害一次対応、二次対応も可能。リソース状況を確認できるWebレポートを標準提供。
Utilityz マネージドホスティング お客さま専用のサーバー/ストレージ/ネットワーク機器を24時間365日の運用監視付きで提供するネットワーク共有型マネージドホスティングサービス。
Cloud Model VMware/Citrix XenServerが選べるネットワーク共有型エンタープライズ向けセミプライベートクラウドサービス。
24時間365日の運用監視付きで、1カ月単位で利用可能。
クラウドサービス Hybrid Cloud Model Cloud Model、Private Cloud Modelとオンプレミス環境を組み合わせたサービス。
リソースの増減に柔軟に対応出来る、Cloudサービスとオンプレミス環境を柔軟に組み合わせる事で、最適なシステム構成を実現。
Private Cloud Model お客さま専用の環境をフルカスタマイズで構築し、24時間365日の運用監視付きで提供するサービス。安心、安全なIaaSだけでなく、アプリケーションも提供可能。
Remote Storage 日商エレのデータセンターに設置したストレージ(NAS環境)を1カ月単位で利用可能な遠隔データ保管サービス。500GB単位で拡張が可能。

さくらインターネット様よりエンドースメントをいただきましたので、ここにご紹介させていただきます。

さくらインターネットは、日商エレクトロニクス様の石狩データセンターサービス開始に関する発表を心より歓迎いたします。
ディザスタリカバリ需要の高まりの中で郊外型のデータセンターに対する関心が強まっておりますが、ネットワークをはじめとしたソリューション分野に強みを持つ日商エレクトロニクス様による郊外型データセンターを活用したサービスの展開は、お客さまに対するさらなる付加価値増大につながるものと考えております。
当社の強みであります、スケールメリットと柔軟性を兼ね備えたITインフラを生かしながら、強いパートナーシップで日商エレクトロニクス様の付加価値の高いサービス提供を支えてまいります。

さくらインターネット株式会社 代表取締役社長 田中 邦裕

日商エレクトロニクスについて

日商エレは通信事業者からエンタープライズまでをカバーするネットワーク製品に加え、データセンターの仮想化・クラウド化からデスクトップ仮想化まで幅広くIT基盤構築を支援してきました。国内初でビジネスを具現化した数々の実績、豊富な経験や技術力をベースに、クラウド&データセンターのフルマネージドサービス分野で豊富な実績を持つインフォリスクマネージのノウハウを組み合わせ、今後もデータセンターを活用したサービス事業を強化・推進してまいります。

インフォリスクマネージについて

クラウド&データセンターのフルマネージドサービスを提供するインフォリスクマネージは、24時間365日お客さまとともに挑戦し続けるプロ集団であり、 MSP(マネジメント・サービス・プロバイダー)の分野では、草分け的存在として数多くの実績を有し、サービスを提供してまいりました。さらなる成長戦略の実現のため、日商エレグループの一員として、新たな歴史の一歩を踏み出し、自社データセンターをベースに安心、安全なクラウドサービス、オンプレミスを含めたトータルサービスを提供していきます。日商エレグループのサービス事業戦略の中核的存在になるべく、新ブランドと事業内容を組み合せた新しいコーポレートブランドへ生まれ変わります。
9月1日よりエヌシーアイ株式会社 ( NCI Corporation ) に社名変更します。

* NCI CorporationのNCIは、Nissho Cloud Initiative を表しています。
日商エレグループの一員として、同グループでの一体感による「信頼性」や「安心感」を作り出すとともに、新技術と人力(ひとりょく)で、これからの新しいIT新潮流を日本および世界に向けて発信していきます。

インフォリスクマネージ株式会社 会社概要

商号
インフォリスクマネージ株式会社
設立
1997年1月9日
代表者
代表取締役社長 橋本 晃秀
所在地
東京都江東区東雲1-7-12 KDX豊洲グランスクエア8F
資本金
100,000千円(2014年3月末現在)
Webサイト
http://www.inforisk.co.jp

サービスに関するお問い合わせ先

  • 日商エレクトロニクス株式会社
  • 営業部門 広域営業本部 データセンター事業室 山本
  • TEL:03-6272-5760
  • E-mail:vericure-inquiry@nissho-ele.co.jp
  • インフォリスクマネージ株式会社(9/1よりエヌシーアイ株式会社に社名変更予定)
  • サービス企画本部 サービス企画部 西村
  • TEL:0120-796-140
  • E-mail:sm-all@inforisk.co.jp

プレスリリースに関するお問い合わせ先

  • 日商エレクトロニクス株式会社
  • IT&コミュニケーション室 IT&コミュニケーショングループ 岡田
  • TEL:03-6272-5014
  • E-mail:pr-info@nissho-ele.co.jp
  • インフォリスクマネージ株式会社(9/1よりエヌシーアイ株式会社に社名変更予定)
  • サービス企画本部 サービス企画部 西村
  • TEL:0120-796-140
  • E-mail:sm-all@inforisk.co.jp