HTTPとwwwとWebのイメージ

IT営業とは?

IT営業の商談イメージ

IT営業は商談の場でもノートパソコンやタブレットを使用し
サービスのプレゼンテーションなどをお客様に対して的確に行います

IT営業とは顧客の課題を確認し、情報システムやサービスを提供しIT((Information Technology)(情報技術)で解決方法を提案する仕事です。IT営業は主にエンジニアとの橋渡しの役割や商談の場では技術的な点も含み提案する重要な役割があります。情報通信は無形商材、即ち顧客にサービスの内容を通じて価値を提供するため、どのようなサービスであるかを正確に伝える必要があります。インフラサービスの場合はお客様が普段目にすることのないサーバやネットワーク機器やセキュリティサービスなど、中々価値が伝わりにくい点があるため、技術的な説明も含めエンジニアとの連携を行います。規模の小さな案件は、顧客の新規開拓、商談、納品、納品後のサポートまで全て担当することがあり幅広い対応が求められることがあります。IT企業で働く営業の1日の仕事の流れの一例で見ると、出勤し、チームミーティングでチーム内の情報共有をします。顧客に提出する提案書の作成などデスクワークをしてから、既存顧客を訪問したりWeb会議などで提案を実施します。午後、リードからの潜在顧客を訪問してプレゼンテーションで新規開拓を狙い、時間があれば既存顧客も訪問します。帰社後、エンジニア部門と情報交換して顧客からの情報共有を行い次のアクションプランを立てます。提案書や日報の作成、翌日の訪問のための資料作成などを行い帰宅、という流れになります。この他、障害対応など急な案件で顧客への対応が求められたりするなど、IT営業は常に顧客との接点に位置するため重要な役割を担います。

テクニカルアカウントマネージャー

当社の営業部門は既存顧客に対して提案を行うことが多いため、年間を通じてアクションプランを立てて計画的に提案を実施します。担当している顧客への徹底したフォローや課題解決のための提案をすることで、お客様は安心して当社のサービスを利用して頂いております。技術的なことの解決は同じく担当している専門エンジニアチームと連携をし具体的な提案を行いITによる課題解決を実施します。ITの技術的な知見を元に専任となりお客様の懐深くに入り込み、システム全容を理解することで担当顧客への継続的な提案を行うことからテクニカルアカウントマネージャーとも呼ばれます。

未経験からIT営業に転職

異業種からの転職はIT業界に対して知識が無いため、基本から覚えていく必要があります。そのためまずは、最初から何も知らない状態で顧客を知ることではなく、ITに関する知識を深めるためにエンジニア部門と業務を行い学ぶ機会が設けられます。会社のサービスがどのように運用されているのか、どのような技術を使っているのか、どのような仕事の流れなのか等、覚えるべきことが数多く存在します。当社では、エンジニア部門(テクニカルエンジニア本部)に配属され一定の間、研修期間が設けられます。その後、一通りの仕事流れを覚えた後や、ITに関する知識が養った時点で営業部門に「技術営業」として配属される流れとなります。

既存顧客への手厚いフォローと同時に新しい提案にも挑戦

当社のIT営業も未経験から研修を経て、業務を通じて成長をし活躍をしている人が存在します。OJT(On-the-Job Training)(現任訓練)担当の先輩社員のお客様を引継ぎ、フロント営業として、主に、お客様へのヒアリング・課題解決提案・見積書作成・定例会の資料作成などを行っています。以前はイレギュラー案件については先輩社員に相談しながら進めていたのですが、最近は、自信をもって判断・提案できるようになりました。お客様から自分自身宛に相談したいとご連絡があった時は、信頼関係を築けているなと感じ、やりがいにつながっています。

技術営業とは?

技術営業とは、ITインフラ技術のバックグラウンドや専門知識を活かして顧客へ営業活動を行う職業です。営業との違いはエンジニアリングの専門知識や技術を活かすため、エンジニアチームとの連携が専門的な観点で行うため、技術よりの深い提案が可能である点です。未経験から技術営業になるためにはエンジニアリングの業務を一通り理解し実施できるレベルになることが前提です。従ってエンジニア部門で一定期間、実務を通じて仕事を覚えた後に営業部門で技術営業として配属になる場合が多いです。

IT営業の年収とキャリアパス

経済産業省では以下のような数値を調査のもと算出しています。しかし、営業・マーケティングの大きな枠組みでカテゴリが広いことと、IT営業は企業によってはインセンティブ制度を設けていることや、個人の実力によって年収が決定するケースが多いので金額の幅が広いことが特徴です。経済産業省のデータは全国平均として捉えておく目安の数字と思ったほうが良いでしょう。 またIT営業ではプロジェクトを統括するプロジェクトマネジメントや、ITコンサルタントというクライアントの経営課題をIT戦略で解決する為の策定をする営業系上位の職種も存在し、IT営業のキャリアパスの為の選択肢として候補にあげられる場合もあり、業務の幅が大きく広がることから高年収の職種であることが特徴です。

年代 平均年収
営業・マーケティング 682.1万円
プロジェクトマネージャ(PM) 891.5万円
コンサルタント 928.5万円
労働者全体の平均年収 420.0万円

IT営業系の職種は実力があれば20代、30代からでも高年収が狙える職種です。また日本人全体の労働者の平均年収よりも十分に上回っている高年収の職種です。
参考:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(2017年8月)

IT営業のキャリアパス

IT営業のキャリアパスは大きく分けて5つ存在します。以下の表に種別と役割などをまとめましたのでご参考下さい。

種別 具体例 主な特徴
IT関連営業職 ・プリセールス(技術営業)
・パートナー営業
・インサイドセールス
・テクニカルアカウントマネージャ

・PoC(技術検証)などを行い顧客に提案
・販売代理店に対する、営業支援活動を行う営業
・潜在顧客に対してのアプローチ
・カスタマーエクスペリエンス(CX)や
 カスタマーサクセス(CS)を実施する営業部隊
外資系IT企業に転職 クラウド、基幹アプリケーション、
データベース、ネットワーク関連のサービスや
製品を取り扱う企業
年収が高い、
英語力が必要な場合がある
管理職 現場の最前線のまとめ役 国内の企業であれば年収アップが期待できるが
売上数字で実績が決まるため精神的圧力が
大きな負担となる
バックオフィスに転身 マーケティング
人事
専門知識が必要だが社内の異動であれば
会社のことを知っているため未経験でも異動しやすい
ITコンサルタントに転身 ・PM(プロジェクトマネージャ)
・ビジネスアナリスト
・セキュリティコンサルタント
高度な技術力と幅広い知識を求められるため、
技術を習得することが困難であり
営業からの転身は苦しむ場合が多い

ITコンサルタントとは?

ITコンサルタントとは企業のIT戦略の策定からクライアントの経営課題を解決することです。そのため、クライアントから経営課題をあぶり出し、ITで解決できる方法を導き出します。その分野はクライアントが保有しているシステム全体を統合的に考えることや企業の情報セキュリティの課題、企業が提供しているプラットフォーム[オンライン(ポータル・メディア・EC)、ソフトウェア(サーバOS、開発環境)、コンテンツ(配信型)]の課題など多岐にわたります。

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