用語集

Glossary

システム運用監視関連用語

システム運用監視

「システム運用」とは、ユーザが安心してIT環境を利用できるよう、システムを継続的に正常稼動させるための管理のことである。システム障害の予防や復旧対応、ハードウェア機器メンテナンス、リソース状況の確認、OSのバージョンアップ、ログ管理、セキュリティ管理など多岐にわたる。
「システム監視」とは、システムの稼働状況をリアルタイムに把握するために、ネットワークやサーバなどのインフラや、それらの上で実行されるアプリケーション等の稼働状況を総合的に監視することである。システムの監視は、「サービスの監視」と「インフラの監視」に分類できる。
「サービスの監視」には、URL応答監視や画面遷移監視などがある。
「インフラの監視」には、ハードウェア監視、リソース監視、プロセス監視、ログ監視などがある。
「システム運用監視」とは、システムの運用と監視を行うことである。

システム運用サービス

「システム運用サービス」とは、主にコンピュータ上で稼動し、さまざまなサービスを提供している利用者のシステムが安定したサービスが提供できるように、当該環境を維持管理すること。システム運用サービスは、定期業務やスポット業務がある。具体的にはOSユーザアカウント追加・削除、Windows Update対応、yum update対応、サーバ定期再起動、仮想マシンの作成、ファイアウォール(FW)ポリシー追加作業、FW/NAT追加作業、SSL証明書インストール/更新、ゲストOS設定変更、ゲストOSのSnapShot取得、ユーザアカウントのパスワード定期更新作業、ロードバランサ設定、DNS設定変更などがある。また、二次サービスとは、非定型な業務で具体的にはベンダーコントロール、オンサイト対応、障害原因調査・復旧などがある。
なお、利用者のシステムを運用するにあたっては、システムや機器等を介した遠隔操作によるリモート対応をする場合があり、そのための専用の回線を利用することがある。

アラート

「アラート」とは、警告(する)、警報(を出す)、などの意味を持つ英単語である。ITの分野では、システム(サーバ、ネットワーク機器、ミドルウェア、アプリケーション等)などが、ユーザに注意や警戒を促すために表示・通知するメッセージなどのことを意味する。また、予め指定しておいた条件が満たされたときに、自動的にユーザに発信される通知のことを指す。このような通知を行うサービスをアラートサービスなどと呼ぶ。例えば、カレンダー・スケジュール管理サイトで、入力しておいた予定の日時が迫ってきたときに、自動的にメッセージを表示するサービスなどがある。なお、システム監視サービスにおいては、ユーザのシステムや監視ツールからのアラートを、監視センターにて代行受信し、ユーザが必要なアラートを電話やメール等で連絡する運用を指す。またログ監視では、キーワードによるフィルタリングを行い、大量に発生するログアラートから、必要なアラートのみに絞り込み、運用管理者の負担を軽減するサービスが提供される。

インシデント

「インシデント」とは、深刻な結果を招きかねない出来事、事件、事故などの意味を持つ英単語である。情報セキュリティの分野では、正当な権限を持つ者だけが、情報に触れることができる状態を指す「機密性」、データ処理・読み込み・書き込み・保管・転送などに際して、目的のデータが常に揃っており、内容に誤りや不足がないことを指す「完全性」、サービスを継続して提供する能力を指す「可用性」に影響を与える不足の事態のことである。コンピュータやネットワークのセキュリティを脅かす事象を指し、セキュリティインシデントとも呼ばれる。ウイルス感染や不正アクセス、アカウントの乗っ取り、Webサイトの改ざん、情報漏えい、迷惑メール送信、サービス拒否攻撃(DoS攻撃)などが含まれる。
企業の情報システム運用などの分野では、ユーザがITシステムによって、本来できるはずの業務、行為を、正常に遂行できない状態や現象のことをインシデントという。
具体的には、メールが送信できない、サイトのパフォーマンスが遅い、ログインパスワードを忘れた、アプリケーション(あるいはPC)がフリーズした、などがある。

障害対応

「障害」とは、妨げること。また、あることを行うのに妨げになるものや状況を指す。ITの分野では、装置やソフトウェア、回線などに不具合が生じ、正常な稼動状態を維持できなくなること、およびその原因となった不具合のことを指す。「システム障害」「回線障害」「障害復旧」のように用いる。
「障害対応」とは、発生した障害に対して、障害の原因を解決するために、システムのどの部分で問題が発生しているのかを究明することである。
事前に定義された手順に従い、復旧オペレーションを実施する障害一次対応と、障害に対してエンジニアによる障害の切り分けおよび、手順化されていないハードウェア、ミドルウェア、OSなどの復旧作業を実施する障害二次対応に分けられる。
また、障害二次対応には、システムに障害等が発生した場合に、その障害の発生したハードウェア、OS等に関連したベンダーに問い合わせを行うベンダーエスカレーションや、システムや機器等を介したリモート対応ではなく、現地に赴いて対応するオンサイト対応などがある。

SaaS(Software as a Service)

サービスとしてのソフトウェア。サービスプロバイダがデータセンターのサーバ上で稼動しているアプリケーションなどのソフトウェア機能を、利用者がWebブラウザなどを使用してインターネット経由でアクセスして利用する形態。利用者は必要な機能のみを利用し、サービスの使用量等に応じて料金を支払う。クラウドだからできる効率的で無駄のないシステムで、オンプレミス型ソフトウェアのようにライセンスの購入費用やメンテナンス費用は発生せずコスト削減にもつながる。

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